都市建物3次元データの自動生成方法 : 最新の航空写真測量技術を用いたCADデータ作成技術
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概要
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従来の航空写真測量技術は地図作成技術として長年開発及び利用がされてきたが、近年アナログからディジタルの時代変化に即応し、航空写真測量技術も数年前からようやく、建設省の技術評価制度で"ステレオ空中写真による自動標高抽出技術"が取り上げられ当社開発及び特許取得したAUTO-3D(厳密自動3次元計測システム)が正式認定を受けた。その後の開発テーマとして取り上げられていた都市部の建物3次元CAD化技術については、航空写真の弱点である横方向の情報(建物形状&壁面テキスチャー)を地図及び地上写真から取り込み、現状地図データとAUTO-3D手法の組み合わせ東京都内全域の簡易版建物3次元CAD化は作成できた。今後の課題としては、リアルな壁面CAD作成に向けた、建物CADデータ自動作成が大きな課題として残っている。本論文ではおもに航空写真から自動で3次元計測を行うAUTO-3D技術の現状について御報告致します。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-10-16
著者
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嶋本 孝平
アジア航測株式会社総合研究所情報通信技術部
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佐藤 秀人
アジア航測株式会社総合研究所情報通信技術部
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橋本 哲男
アジア航測株式会社総合研究所情報通信技術部
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宮田 憲介
アジア航測株式会社総合研究所情報通信技術部