サイズ検出機能付き大画面用タッチパネルの開発

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概要

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大画面に適した入力手段を限定しないタッチ検出方式として、画面輝度が低下しない光走査による新方式を考案し、42インチPDP用タッチパネルの開発を行なった。画面の1辺に光走査・受光ユニットを2個配置し、画面上を走査する。光を入射方向に反射するテープを周辺に配置し、タッチ動作により走査光が遮断される角度から三角測量の原理で位置とサイズを算出する。従来のタッチパネル機能の他に、サイズ検出機能を活かし「指で書き、手のひらで拭き消す」という人間の持つ感覚に近い入力動作は、市販の筆を使って太さを連続的に変えて書込め、擬似的に「筆はこび」を表現するといった応用が可能であることを確認した。
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-12-17

著者

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