大画面・高解像度液晶ディスプレイを実現する低温p-Si・TFT技術

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概要

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• TFT-LCD事業はわずか10年間で1兆円産業に成長した。高度情報化社会の進展に合わせ、ノートPCの普及とインターネットに代表される情報インフラの醸成に「軽薄短省」のTFT-LCDがジャストフィットした結果であろう。解像度の面からは電子プリンタに遠く及ばないが、ここ数年の低温p-Si・TFT技術の発展は200ppi(dpi)を越えるTFT-LCD製品を市場に送り出すに至った。市場規模では全体の1割前後と小さいが21世紀のIT産業におけるkey部品の一つとして注目されている。本試料は、大画面・高解像度ディスプレイを可能にした低温p-Si・TFT技術の現状と将来展望を解説する。

• 社団法人電子情報通信学会の論文
• 2001-02-01

著者

• 小穴 保久

  株式会社 東芝 ディスプレイ・部品材料社 液晶開発センター

• 小穴 保久

  (株)東芝 液晶開発センター

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