インタラクティブな仮想現実空間を利用した「学習」システム
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概要
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仮想現実空間は学習や知識の共有においてさまざまな効用を持っている。仮想現実空間を生成するコンピューターと人間との間で五感を介した対話、インタラクションにより、抽象概念を直感的に理解することが可能になる。そして、同じ対象をそれぞれの学習者の関心事に応じてさまざまな視点や視界で観測し、個人的な体験や発見が可能になる。小論では、まず、知識社会における新しい学習のパラダイムと情報流通技術に述べ、仮想現実空間を用いた学習環境のシステム構成、その効用と機能などについて述べる。NTTで開発中のシステムの例にとりシステム構成と機能を具体的に説明する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-11-09