電子写真技術(EP) : トナー/感光体の動向
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概要
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The 10th International Congress on Advances in NIPTechnologies(Oct.30〜Nov.4,'94,New Orleans)から、トナーおよび感光体関連の発表内容について概説する。トナー関連(31件、含液体トナー)では、材料の高性能化より帯電機構を解明しようとする動きが活発であるが、普遍的な理論構築にはまだ時間がかかりそうである。近年話題の重合トナーは1件にすぎなかった。感光体関連(23件)でも、OPCの高感度化は一段落したものの新規材料の発表も多い。電荷発生機構、輸送機構の物理的解釈はかなり進展し、実験事実をほぼ説明できるようになってきた。
- 1994-12-16