ホログラム記録材料としてのフォトポリマー
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概要
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高分解能で高回折効率の位相型ホログラムを記録するために多成分モノマー混合系のフォトポリマーを開発した。この材料は光重合性および屈折率が異なる複数種のモノマーから成っている。このフォトポリマーは自己現象型のため、現像は不要で、定着も白色あるいは室内灯の照射のみでよい。屈折率変化量は0.016に達し、He-Cdレーザ441.6nmで記録した14μm膜厚のホログラムでは94%の回折効率が得られている。メチレンブルーで赤色域増感した材料で、He-Neレーザ632.8nmで記録したホログラムでは72%の回折解効が得られている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-06-24
著者
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