第3回カラーイメージング国際会議から見たスキャナ&プリンタ&カラーマネジメント技術の動向
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概要
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第3回カラーイメージング国際会議から「スキャナ/プリンタ/カラーマネジメントシステム(CMS)」に関する色彩技術の研究動向を報告する. ポスタ6件を含んで計21件の発表があり, とくにCMS関連(6件)の関心が高まりつつある. 各ハイライトは以下の通り. 1]スキャナ:色フィルタの最適設計, 測色精度等の基本要素の他に, 多色分解信号を3色系と共存させる新しい色信号形式の提案があった. 2]プリンタ:色網点解析, カラーディザ, 色再現域, 色変換LSI, 等これまでの話題以外に, 目的別の色再現(カラーインテント)の考え方が注目された, 3]CMS:ICCの標準化の現状と動向, 色知覚や審美性等の今後の課題が論じられた, KODAKが主導的な役割を演じているとの印象が強かった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-15
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