液晶ディスプレイ用カラーフィルタと今後の動向
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概要
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液晶ディスプレイ(LCD)用カラーフィルタ(CF)は、染料タイプ、顔料タイプに大別され、耐性面から現在は顔料タイプが主流となっている。CFの製造方法は数多く確立され、各CFメーカーの量産体制も整ってきた。CFの今後の課題は大型化、高精細化及び低価格化への対応が重要項目である。また、高コントラスト化、低反射ブラックマトリクスなど、より付加価値の高いカラーフィルタが求められており、更に低コスト化量産体制の拡大の面から、新コート方式の開発、自動検査機の検討など、材料、プロセス、設備等から積極的に検討が進められている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-07-20