110ch AM-FDM伝送用光モジュール
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概要
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近年都市型CATVの開設増加に伴い、VOD(Video On Demand)対応を目的として、従来の放送用チャネル(AM方式、70M~550MHz)に、VODチャネル(550MHz以上)を加えたシステムが注目されている。これに対して従来のAM方式でVODのチャネルを加える方式では伝送路に対する歪み・雑音特性要求が非常に厳しく、実現が困難だったが、今回歪み補償技術を用いて伝送帯域拡大し、AM方式で110ch(70M~750MHz)を伝送可能にした光モジュールを開発したので報告する。本方式は既に発表されている、VODチャネルをQAM方式で伝送するシステムに対して、ディジタル信号を映像信号に複合化する回路や、QAM復調回路が不要となる為、現状では端末コストが減少するメリットがある。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11