IPパケット長とTCP/IP性能の関係
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概要
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ネットワークが高速になると、TCP/IP等の上位層のプロトコル処理が性能ネックとなる。TCP/IP処理の中でメモリコピー、チエックサム処理時間がTCP/IP処理全体の中で占める割合が大きいことは[1]等で紹介されている。また、メモリコピー、チエックサム処理時間を短くするための工夫も[1]等で紹介されている。本報告では、ネットワークが高速になった場合、IPバケット長がTCP/IP性能に与える影響について実験により測定したデータを基に述べる。一般に、パケット長が長いほど転送効率はよいが、パケット長があまり長いと逆に性能が悪くなることを実験より確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
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