サービスオペレーションシステムのデータバックアップに関する検討
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概要
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高度情報社会の発展によって、マルチメディアなどの通信サービスの多様化が進展している。このような通信サービスの多様化に対応するために通信サービス提供業者は、柔軟で発展性のあるサービスオペレーションシステム(サービスOpS(図1))を必要としている。サービスOpSの管理すべき様々なデータは、データベース(DB)化されて維持管理されている。DB上のデータは、データベース管理システム(DBMS)が必要なロブやジャーナル等を取得することによって処理異常発生時のデータの保証を図っている。更に不慮のDK故障等によるデータの消失に備えて、あらかじめデータのバックアップを一定周期で取得しておく運用形態を採っている。しかしサービスOpSの管理する情報は大量であるため、このデータのバックアップ及びDK故障回復後のデータのリストアには、膨大な時間を必要とし、平常時のシステム処理性能及び異常発生時のシステム復旧所要時間に多大な影響を及ぼすことになる。本稿では、サービスOpSの雑持管理するデータの特性に着目して、このようなデータベースのバックアップの所要時間を短縮するバックアップ方法について検討する。
- 1996-03-11
著者
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