企業通信向けマルチメディア・アクセス装置に関する研究
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概要
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最近、インタネット、電子メールの利用率が増加するに伴い、ネットワークを流れるトラヒック量が激増している。更に、マルチメディア情報の普及に伴い、情報量の多さだけでなく、リアルタイム性を考慮しなければならない情報(音声、画像等)をネットワーク上でデータと統合したいと言う期待が企業通信の中に、高まってきている。マルチメディア対応の支線系アクセス装置は、構成するネットワークの規模と用途によって異なる。例えば、数十台の端末、動画転送、私設電話網等をTDM多重された領域においては、高速かつ、セル多重によって通信することが望ましい。但し、この場合には、設備投資、ランニングコストが高騰する。また、端末が数台、音声が数本と言う領域には、低速で安価な回線を使用し、フレームリレー(以降、FRと称する)・ネットワーク上でサービスを提供できる。本稿では、中・小規模のネットワーク領域をターゲットに、LANデータと音声を統合し、基幹-支線間回線をFRで接続する場合のマルチメディア・データ収容方法について提案する。
- 1996-03-11
著者
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