一筆書き手法を用いた訪問経路決定手法の改良
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概要
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メータの検針や新聞配達など、全ての家を一軒一軒回る業務がある。現在はこの訪問経路を人の経験等で決めていると思われる。このようなすべての場所を効率良く最短距離で訪問する問題には巡回セールスマン問題(TSP)があり、NP完全なことが証明されている。筆者らは、対象問題の特徴より、「できるだけ長く一度だけ道を回り、残った部分をあとから付け加えて近似最適解を得る」ことを目標にアルゴリズムを開発検討した。本論文は残った部分の経路の作成について述べたものである。作成にはマッチング法が有効であり、実験により良好な結果が得られた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27