電荷輸送材の設計とオゾン劣化
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概要
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電子写真感光体は, 機能分離型感光体(OPC)が主流になり, 大幅な感度向上や耐久性向上が図られた。このOPCに用いられる電荷輸送材料には様々な材料が提案され, 実用化に至っている。また, 電荷輸送材料のドリフト移動度の向上を目指した研究が精力的になされ, このための分子設計がいくつか提案されている。今回, トリフェニルアミン化合物のπ電子系の拡大及びイオン化ポテンシャルの低減を目的としてジスチリル化を行い, その化合物の置換基の効果について系統的に検討を行い, 知見を得たので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06