アナログ入出力MVLニューロンモデル
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概要
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本論文は、多値 (アナログ) 信号を入出力できる新しいニューロンモデルを提案する。このニューロンモデルは、シナプス荷重の形状はそのままで、シナプス荷重の最大値が入力信号の方向に移動するように学習するものである。これは、局在興奮が外部刺激の最大位置に移動する現象をシナプス後膜に適用したものである。シナプス荷重の形状を表す関数式は、電気回路の同調特性に似た形を表す同調形関数と3角形関数を使用する。アナログ入力・アナログ出力MVL (Multiple Valued Logic) ニューロンモデルは、3角形関数を使用することによって多値論理系で用いられているMIN、MAX、NOT、リテラル演算子と同様な入出力特性を持たせることが可能となり、その構成法と多値論理回路への適用例を報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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