CS-ACELP可変レート化の一検討
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概要
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近年, 入力音声の状態によって, 符号化レートを可変にする, 可変レート音声符号化方式 (VRC) の検討が盛んに行なわれている. VRCの使用により同程度の音質を得られる固定レート方式を使用するのに比べ, 伝送・記憶容量の削減が可能なため, その有効性は極めて高い. 今回我々は, ITU-T G.729標準CS-ACELP方式をベースに, 音声の定常区間において, 雑音音源の励振位置・極性情報の伝送を省略することでVRC化する検討を行なったので報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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山浦 正
三菱電機(株)情報技術総合研究所
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高橋 真哉
三菱電機(株)情報技術総合研究所
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山浦 正
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
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高橋 真哉
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
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松岡 文啓
三菱電機(株)情報技術総合研究所
-
高橋 真哉
三菱電機(株) 情報技術総合研究所
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