7 産学官コラボレーションネットワークの課題 : TAMA産業活性化協議会を例にして
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概要
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1. TAMA産業活性化協議会とは埼玉県西部、東京都多摩地区、神奈川県県央部に広がる国道16号線沿線を中心とする広大な産業地域の製造業を中心とする企業、大学、行政が、自らの地域をTAMA(Technology Advanced Metropolitan Area: 技術先進首都圏地域)と名付け、その優れたポテンシャルを活かして21世紀・\向けての我が国産業のリード役だらんと結集し、1998年4月に′rAMA産業活性化協議会を設立した。地域の産業組織をこれまでの業種・業界ごとの垂直統合組織から、異業種・産学官による水平統合組織への移行を促し、それぞれの得意分野の融合によって新たな製晶やサービスを創出していくことを目指している。参加意欲があり能力のある者が、従来の慣習にとらわれずに自在に活躍できる舞台をつくり、「地域としての新産業創出力」を育てていこうとするものだ。1999年-1月8「1現在での会員数は、企業228、大学等教育機関23、地方公共団体18、商工団体45等の産官学合計で440団体・個人となっている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-03-08