B-8-58 非定常外乱雑音を考慮した適応形エコーキャンセラ
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概要
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長距離電話回線においては, 送話者エコーを除去するためエコーキャンセラが使用され, 通話品質の改善が図られている。しかしながら, 重畳通話時の送話音声の混入によって, エコー経路のインパルス応答の推定値が大きく乱れ, エコー打ち消し特性が大幅に低下する。送話音声のような非定常外乱雑音に起因する打ち消しの劣化を抑えるために, 送話音声と受話音声のレベル比較に基づく重畳通話検出法が用いられているが, 非定常な重畳通話を判定は困難である。本資料では, 雑音推定によりステップゲインを適応的に変更するアルゴリズムについて提案する。
- 1999-03-08
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