Midiの現状
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概要
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パーソナルコンピュータを中心とした音楽制作システムは我が国では「DTM」(デスクトップミュージック)と呼ばれ、普及してきた。当初のシステムはパーソナルコンピュータとこれに装着されたmidiインターフェイスそしてmidi端子を介して接続されるシンセサイザーや音源モジュールなどの音源によって構成された。もっぱらパーソナルコンピュータはmidi情報を記録、再生する働きを受け持ち外部に接続された楽器を演奏した。[figure]この数年ほどの間でこの「DTMシステム」にも大きな変化が起きてきている。変化の一つはソフトウェアベースの音源の普及、もう一つは音楽ソフトウェアの高速化である。さらにこれからの動きとして「IEEE1394」のmidiおよびデジタルオーディオへの応用製品が登場し音楽制作の方法やコンピュータによる音楽音響の扱いが代わって行く可能性が高い。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-03-06