2.4GHz帯無線LANと組み合わせた移動型LANシステムにおける旧トンネリングに対するファイアウォール構築の一考察
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概要
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近年の携帯型コンピュータ端末の小型化, 高性能化により, 端末を外出先に持ち出して利用するといった利用形態が一般化しつつある. これに伴い, コンピュータ端末のネットワーク上での可搬性向上への要望が増大している. この要望に対して我々は2.4GHz帯無線LANと組み合わせた移動型LANシステムを開発した. これはIPンネリングを用いることにより, インターネットのどこにいても, 普段利用しているネットワークへの透過的なアクセスを実現するものである. 一方, 現実のネットワークに目を向けると, セキュリテイのためインターネットからの自由なアクセスが困雄である場合が多い. 本稿では, この問題点, 及びその対策について考察したので報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06