2.4GHz帯無線LANと組み合わせた移動型LANシステム : モバイルLANシステムの開発
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概要
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近年・企業におけるLAN環境はインターネット, イントラネットの普及に伴いオフィス内にとどまらず複数のオフィスフロア, オフィスビルさらには工場や倉庫等の物理的に離れた場所を収容するようになってきている. 一方では携帯電話, PHSの普及とパソコンの小型化に伴い, これら超小型パソコンと携帯電話等を用いて移動先から電子メールを利用するユーザが増加してきている. こうした背景の中で間題点となっているのは, 移動先では異なるサプネットとなり簡単にホームネットワークへ接続できないこと, 又, リモートアクセスで接続するには呼毎に接続を行わねばならないことである. 現在, これらを解決できる手段としてモバイルIPやバーチャルIP等が提唱されているが. いずれもプロトコルはIPに限定されたものである. 本稿ではこれらの問題点を解決できるようマルチプロトコルに対応したサプネット間移動型LANシステムを2.4GHz帯無線LANと組み合わせて開発したので報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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森田 祐一
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社ネットビジネス事業部IPサービス部
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増井 貴
Nttマルチメディアネットワーク研究所
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森田 祐一
NTT マルチメディア情報流通推進部
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友田 郁雄
NTT マルチメディア情報流通推進部
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大畑 博敬
NTT マルチメディア情報流通推進部
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