陸上移動における移動局送信と基地局送信の伝搬特性について
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概要
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陸上移動通信の伝搬には, 移動局送信(上り回線)と基地局送信(下り回線)という主に2種類の形態がある. 一般に, 陸上移動通信の伝搬特性について, 上り回線と下り回線との関係に可逆性があるとされている. また, 下り回線での伝搬特性試験は移動局の走行速度, 移動局の場所などのデータが取得可能であるため実験が行いやすい. 前記理由により, これまでの伝搬特性試験では下り回線での検討が大半であった. しかし, 実際に陸上移動通信システムを設計する上で, 上り回線の伝搬特性が必要であるにも関わらず, これまでほとんど検討されていない. そこで警察通信研究センターでは, 上り回線と下り回線の伝搬特性の関係を調査するため野外試験を行ったので, その概要について報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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