偏平プリズムを用いた薄形指紋入力装置
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概要
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パーソナル機器への指紋照合システム導入を狙いとして、指紋人力部の小形化・薄型化を進めている。指紋撮像には、直角プリズムの斜辺に指を密着させ、45度方向から撮像する方法が一般的であるが、結像光学系の制約から小形化・薄形化が困難である。これを克服する方法として、前回は1次元ラインセンサを用いた指走査形指紋撮像装置を提案、試作し報告した[1]。今回は、別のアプローチの1つとして、偏平プリズムを用いた、指走査が不要な小形・薄形の指紋入力装置を提案、試作したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06