振幅多重を用いたDPPM/CDM方式の一検討
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概要
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スペクトル拡散(SS)通信方式は耐妨害性や耐干渉性等に優れ、符号・分割多重が可能である[1]。一方、ディジタルパルス位置変調(DPPM)方式は、小信号電力伝送という点から光通信などの分野に適用されている。従って、このDPPM方式とSS通信方式を組み合わせることによって更なる性能改善が期待できる[2][4]。これまでに、著者らはディジタルパルス位置変調/スペクトル拡散(DPPM/SS)通信方式の多重方式(DPPM/CDM方式)について検討を行なってきた[4]。この方式では、M局(M:拡散系列長)まで無干渉で多重することが可能である。さらに多重度を2Mにする方式(2M重方式)においては、キャンセラを用いることにより相互相関による干渉を軽減できる。本稿では、各多重化群の振幅を制御することで要求品質に対応することを目的とし、振幅多重を用いたDPPM/CDM方式について検討を行なう。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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