絶対値誤差の勾配に基づく適応制御ステップサイズサインアルゴリズムの解析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
適応フィルタに用いられるサインアルゴリズムは, 実現の容易性・擾乱耐性などの利点を有する反面, 同一の残留二乗平均誤差 (MSE) を得ようとすると, LMSまたはNLMSアルゴリズムより収束が遅くなる。Mathews 他はLMSアリゴリズムに適用しその高速化を図る, ニ乗誤差の勾配に基づくステップサイズ制御法を提案している[1]。本稿では, 絶対値誤差の勾配に基づく適応制御ステップサイズサインアルゴリズム (GASSSA) を解析し, その特性等を明らかにする。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
関連論文
- B-5-179 送信非線形性の前置適応補償方式における送信電力スペクトラム(B-5. 無線通信システムB(ワイヤレスアクセス), 通信1)
- A-4-41 ANALYSIS OF LEAST MEAN FOURTH ALGORITHM FOR ADAPTIVE FILTERS IN THE COMPLEX-NUMBER DOMAIN
- B-5-209 QAMにおけるメモリー効果を有する送信非線形性の前置適応補償方式(B-5.無線通信システムB(ワイヤレスアクセス))
- A-4-9 UPPER BOUND OF THE STEP SIZE FOR THE LMF ALGORITHM WITH COLORED GAUSSIAN FILTER INPUTS
- A-4-28 SIGNED REGRESSOR LEAST MEAN FOURTH ALGORITHM
- A-4-1 GRADIENT ADAPTIVE STEP-SIZE LMF ALGORITHM FOR IDENTIFICATION OF NONSTATIONARY SYSTEMS
- A-4-35 STABILITY CONSIDERATIONS FOR THE LMF ALGORITHM IN NONSTATIONARY SYSTEM IDENTIFICATION
- A-4-14 TRACKING PERFORMANCE ANALYSIS OF THE LEAST MEAN FOURTH ALGORITHM
- A-4-30 ON STABLE CONVERGENCE OF RECURSIVE LEAST FOURTH ALGORITHEM
- INITIAL CONDITION FOR STABLE CONVERGENCE OF THE LMF ALGORITHM
- A-4-18 STABILITY CONDITION FOR THE LEAST MEAN FOURTH ADAPTIVE ALGORITHM
- A-4-67 適応ステップサイズ制御サインアルゴリズムの収束解析
- 適応ステップサイズ制御サインアルゴリズムの一方式
- 勾配法を用いた適応制御ステップサイズサイン-サインアルゴリズムの解析
- 絶対値誤差の勾配に基づく適応制御ステップサイズサインアルゴリズムの解析
- LMS適応フィルタにおけるステップサイズの上限の一近似解
- LMS適応フィルタにおけるステップサイズの上限に関する一検討
- サインドリグレッサアルゴリズムに関する一検討
- A-123 サインアルゴリズムを用いたデータエコーキャンセラの解析手法の一改良提案(A-4. ディジタル信号処理,一般講演)