指紋照合装置の外光判別方式
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概要
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指紋照合装置はコンピュータネットワークの急速な進展を背景に、確実な個人識別手段として注目されている。しかしあらゆる条件・環境下で安定した性能を得るためには、種々の課題を解決しなければならない。その一つに装置を直射日光や夏の強い照り返しなど高照度下で運用した際、強い外光で指紋入力部に乱反射が発生し外光を指紋と誤って取り込んでしまうという問題があった。本報ではこの外光の判別方法について検討し、また製品に適用したので報告する。図1に各種指紋照合装置の外観を示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06