単純化された重み付け係数を用いる合成ダイバーシチ方式

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概要

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最大比合成ダイバーシチ技術は、受信信号の包絡線レベルに比例した重み付けを行って、合成後の受信C, Nを最大とすることができる。しかし、フェージング下においては、広いダイナミックレンジに渡って線形特性をもつレベル検出器および重み付けを行うための広いダイナミックレンジをもつ乗算器が必要となる。今回、ブランチ毎の得られる受信信号の包絡線レベルの大小比較結果から単純なる方法で重み付け係数を合成法を提案し、計算機シミュレーションにより本方式の特性課価を行った。その結果、本方式は最大比合成法と同程度のビット誤り率特性を有することが分かった。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-10-28

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