屋外におけるミリ波多重路伝搬遅延特性推定法の検討
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概要
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本報告では, 幾何光学理論および幾何光学回折理論に基づいた3次元電波伝搬モデルを構築し, ミリ波多重路伝搬遅延特性の推定を行っている.一般に3次元レイトレースを実施する場合, 送受信点間に存在する障害物の位置, 形状を正確に記録した地図が必要になる.この位置情報を記録したデータベースの構築には多大な労力を要する.そこで本報告では, 一般に入手が容易な地図から地図情報データベースを作成し, これを元にミリ波帯の多重路伝搬遅延特性の推定を行った.推定結果と, 先に実施された測定結果とを比較し提案する推定モデルについて評価を行った.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-04-16
著者
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