電磁気量における有理単位と非有理単位
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概要
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電磁気学を理解させにくい理由のひとつとして, 単位系の複雑さが挙げられることがある。最近は, SI単位系に統一されてきたため, かつての様な混乱はなくなってきたが, 有理単位系と非有理単位系の関係を整理するという視点は現時点でも教育的に有意義であると考える。本稿では, 立体角を独立次元をもつ物理量とみなす立場をとった場合, 電磁気学の諸公式がどのように表現されるかを提示してみた。これによって有理単位系と非有理単位系の関係を鳥瞰することができる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06