数十〜数百kbpsディジタル移動無線においてのインパルス雑音による誤りの推定法
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概要
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自動車等から発生するインパルス雑音は、従来CISPRの準尖頭値でとらえられており、ディジタル移動無線に対する誤り発生の影響は、各システム毎に実験して調べる必要がある。筆者はインパルス雑音を尖頭値でとらえ、インパルス雑音個々による誤りを加算することで誤り率が予測できることを実験的に示したが、今回この考え方の拡張性を利用し、異なる周波数帯や異なる伝送方式におけるインパルス雑音の影響を推定する方法を提案する。1.5〜1.9GHzを対象にすると従来のV〜UHF移動無線より1〜2桁小さい値となるが、場合によっては無視できない誤りが発生することが推定される。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-07-08