都市伝搬損失の新しい経験式
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概要
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都市におけるVHF, UHF陸上移動伝搬損失の推定のため新しい経験式を提案している。提案式の特徴はその関数型で、二つのポイントを持つ。一点はアンテナ高についての対称性である、即ち基地局及び移動局のアンテナ高が、対称な形で式自身の中に統合され表現されている。もう一点は、大きい基地局・移動局アンテナ高において、式の値が自由空間損失に収束することである。提案式は、伝搬損失及び移動局アンテナの高さ利得(height gain)の、測定値と推定値とのかなり良い一致を与えている。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-07-08