ポアソンショット雑音の密度推定おける誤差分散の漸近的表現
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
物理学、生物学をはじめとする自然科学から計量経済学に至るまで、ポアソンショット雑音としてモデル化される現象は少なくない。その現象の解析において、ポアソンショット雑音を特徴づける密度の推定問題は応用上しばしば重要であり、その推定にはCampbellの定理に基づく方法が重要な役割を演じている。しかしながら、その方法の密度推定における誤差はこれまで詳細に議論されていなかった。ここではその点に着目し、2次と3次のモーメントを組み合わせた方法の漸近的な誤差分散の表現を導いたので報告したい。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27