次世代CDMA/FDDシステムの室内 : 屋外実験結果

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概要

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著者らは、次世代移動通信方式(FPLMTS)に向けてCDMA/FDDに基づくセルラシステムを提案し、計算機シミュレーションにより特性評価を行ってきた。また、提案システムのテストベッドを開発し、室内実験を通じて実用性検証を進めてきた。今回、アンテナダイバーシチ、RAKE合成、送信電力制御を用いた屋外伝送実験を行い、Vehicular-B環境および2波レイリー環境での室内実験結果との比較を行った。この結果、屋外実験における送信電力制御誤差、および平均BERは、Vehicular-B環境における室内実験結果と良く一致することを確認した。これにより、提案システムの実用性を実証するとともに、実伝搬環境においてもアンテナブランチ当たり所要E_b/N_0=3〜4dBで平均誤り率10^<-3>が達成できることを確認した。
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-02-20

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