移動体衛星通信用円偏波ビーム切替アンテナの放射特性

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概要

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現在、衛星を用いた移動体衛星通信サービスの要求の高まりにより、種々の通信サービスが検討されており、それに伴い、衛星追尾機構を有する車載型アンテナの開発が盛んに行われている。先に筆者らは、4ビーム切替型円偏波プリントアンテナを提案した。本報告では、同じアレー間隔においてアンテナ素子として、スロットライン給電円偏波プリントアンテナ素子を用いた場合と1点給電円偏波パッチアンテナを用いた場合のその特性の違いについて検討を行った。その結果、両者の特性はほぼ同じ特性となることを確認した。また、本アレー構成により軸比の周波数特性に関して、素子の特性よりかなり広帯域な特性が得られることがわかった。
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-08-21

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