教育現場におけるインターネットの活用
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概要
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1995年3月、川崎総合科学高校に国際的なコンピュータ通信網である「インターネット」が専用線により接続され、様々な教育利用への試みを開始した。インターネットは、百数十か国の学校や研究機関、民間企業などを結ぶ世界最大のネットワークである。インターネットに接続することで、国内外の学校などと情報交換ができ、世界各国のデータベースも利用できるようになる。今回の接続は、全国の小中高校特殊学校から100校を選んでインターネットに接続するという文部省と通産省共同の「ネットワーク利用環境提供事業」(通称「100校プロジェクト」によるものである。本稿では、これまで川崎総合科学高校で行われてきた教育利用の事例を示し、その現状と今後の課題について紹介する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11