低分子・高分子強誘電性液晶の問題点と可能性
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概要
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スメクチック液晶において強誘電性が世に紹介されてから早くも20年が経つ。その間、固体で初めての強誘電体としての基礎的な興味に基づく研究に始まり、その自発分極に起因した高速な電場に対する応答から、これまでのネマチック液晶の単純マトリックス型ディスプレイを越えた高精細・大容量ディスプレイの可能性が注目されて、1980年代には世界中で活発な研究開発が展開された。特に、薄いセル内に強誘電性液晶を封入した表面安定化型強誘電性液晶(SSFLC)デバイスはマイクロ秒の高速応答とメモリー性が注目されたが、メモリー性をもたらす双安定性がかえって仇となり、階調表示を困難とし、また、高速応答を実現する自発分極による電荷が弊害を生む、さらには、スメクチック液晶の特徴である層構造自体がそれほど強固なものでは無いことが明らかとなってきて、SSFLCの実用化を困難なものとしているといえる。ここでは、低分子及び高分子強誘電性液晶の電気光学効果とその問題点、および散乱型素子を例とした新しい可能性について述べる。
- 1996-03-11
論文 | ランダム
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