海外向けSDH装置用実装架の開発
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概要
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北米を除く海外地域の通信装置では、一般的にETS(Europe Telecommunication Standard)が適用される。ETSでは装置および装置実装架(以下、ラック)の寸法関係を規定し、機器設置の互換性を確保している。1996年からはEMC指令が適用されシールド機能も不可欠な条件となった。近年は装置(サブラック)の高機能化に伴い消費電力も増大している。大型化した装置容積はラック全体の71%を占有し、ラック構造体・放熱・ケーブルのスペースを圧迫している。これらの条件を加味し、かつ十分な機能を発揮すべく新型ラックの開発を行ったので以下に報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11