2次元コードを用いた自由空間光結線システムの検討
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概要
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ネットワークによる通信網の拡大が加速化される今日、我々が扱う情報量も飛躍的な増加を示している。それゆえ一度に多量の情報を伝送する方法が模索されている。その中で現在、脚光を浴びているものに光インターコネクションがある。従来の同軸ケーブルを光ファイバに置き換えるだけでは大規模な伝送路の結線で誘導その他配線手段に物理的制約が生じるものと思われる。光インターコネクションでは、無誘導な光の並列性という特質が大いに発揮されると思われる。そこで光の並列性を利用し自由空間内でホログラムを用いて結線することにより、その制約を解消し、2次元的にコード化された再生像を表示させることで光による結線を行い、その確度を考察する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11