エコーキャンセラを用いた音声会議装置の開発
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概要
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近年、企業における効率的な会議の実現に対する意識の高まる中、音声会議システムは低価格かつ簡易であることから、その市場の伸長が期待されている。しかしながら、音声会議システムにおいてハンズフリーによる会話を実現する場合、スピーカとマイク間の音響結合によって生じる回り込みや通信回線に接続されたハイブリットトランス(2線-4線回線変換回路)において生じる回り込みにより、エコーやハウリングが発生し通話を防げる原因となっている。今回、スピーカとマイクを内臓し、エコーキャンセラ技術を用いてハンズフリーによるハウリングやエコーのない通話を実現する音声会議装置AEC-50を開発したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
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長谷川 厚志
日本電気(株)
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林 建輔
Nec
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高久 祥克
宮城日本電気(株)
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林 建輔
日本電気(株)伝送事業本部
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佐々田 泰佑
日本電気(株)伝送事業本部
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高久 祥克
日本電気(株)伝送事業本部
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安永 智
日本電気(株)伝送事業本部