複数のVCを用いたリアルタイムな情報転送方法の検討
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概要
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ATMスイッチの普及によりLANの伝送容量は大幅に改善された。しかし接続するワークステーション等を全て処理能力の高いものに更改するにはまだ時間がかかる。そのためTV会議等でリアルタイムに画像等を送信する際、受信側が処理能力の低いワークステーションであるとフレーム落ちが発生しリアルタイム性が失われる場合がある。またネットワークに大きな負荷がかかった場合も同様な現象が起こり得る。TV会議等の画像転送では画像の解像度よりもリアルタイム性が重視される場合がある。本報告では複数のVCを使用し、ワークステーションの処理能力とネットワークの負荷に応じて情報量を変化させリアルタイムな情報を転送する方法を検討する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27