コスタスループの特性改善に関する一検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
4PSK用のコスタスループでは,位相4逓倍回路により変調に関わる位相情報成分を除去し,搬送波とVCO出力信号の位相誤差のみを正確に抽出する必要がある.この際,位相4逓倍回路内の各回路における信号レベルが同期特性に大きく影響する.ここでは,位相4逓倍回路内の信号レベルを適切にシフトさせることにより,位相誤差信号を正確に抽出し,同期特性を改善できることを示す.また,位相4逓倍に伴なう位相の不確定性に対しては,トレーニング信号と正位相引き込み回路を用いてVCOの初期位相を確定する一手法を示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
関連論文
- B-5-260 副搬送波を用いた室内光無線全2重2チャネル多重通信システムの伝送特性
- A-1-50 伝送特性連続可変ループを用いたPLLの一構成法とその同期特性
- 副搬送波を用いた室内光無線全二重通信方式
- 伝送特性連続可変ループフィルタを用いたPLLの一構成法とその同期引き込み時間
- パイロットシンボルを用いたフェージング補償の一検討
- マルチコード光CDMA方式の特性解析
- 2モードフィルタを用いたPLLクロックシンセサイザ
- 光同期CDMAキャンセラ方式のガウス近似を用いた特性解析
- コスタスループの特性改善に関する一検討
- 2モード動作PLLの一構成法