系列推定による拡散符号初期捕捉方式の一検討

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概要

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• 直接スペクトル拡散通信方式では、復調側において拡散符号系列に対する同期を確立する必要があるが、符号の初期捕捉に時間を要し、特に符号長が長い符号系列を拡散符号として用いた場合はその傾向が顕著である。そのため拡散符号系列の初期捕捉に関しては様々な研究報告がなされている。今回、我々は初期捕捉方式の一つとして知られているシーケンシャル捕捉方式について検討を加えた。誤りを含む逆拡敬前の受信信号に対し、符号の推定処理を行なってから拡散符号系列のサーチをするものである。本稿では、回路構成および符号推定を行なうための有効チップ数や符号検出確率について検討した結果を報告する。

• 社団法人電子情報通信学会の論文
• 1996-03-11

著者

• 加藤 忠義

  富士通株式会社

• 那和 利彦

  富士通マイクロソリューションズ(株)

• 那和 利彦

  富士通デイジタル・テクノロジ(株)

• 大塚 泰哲

  富士通デイジタル・テクノロジ(株)

• 大庭 健

  富士通株式会社

• 舟生 康人

  富士通株式会社

• 斉藤 隆志

  富士通株式会社

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