ステレオ動画像符号化のための領域分割手法
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概要
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ステレオ動画像の低ビットレート符号化を実現するためには、高性能なステレオマッチング法、および動き検出法が不可欠である。任意形状の領域単位でマッチングをとることにより高性能化が期待できるが、この場合、領域の形状情報を伝送するためのオーバーヘッドが問題となる。本稿では、ある時点で伝送済みの一組のステレオ画像について、領域分割およびステレオマッチングを相補的、反復的に求め、さらにこの分割結果を動き検出に利用する方法を提案する。この方式では、領域の形状情報を伝送する必要はなく、また、単眼画像上での領域分割より高性能な分割結果が期待できる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27