QoSポリシ制御ネットワーク構築のための基礎検討(2)
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概要
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異なる目的で運用されているネットワーク間の相互接続・運用において, 各ネットワークをどのように相互利用させるかという方針(ポリシ)を立てることは重要である.本稿では, 相互のネットワーク間で使用するアプリケーションが要求する通信品質(QoS ; Quality-of-Service)に基づき, ネットワーク間を流れるパケットに対する中継処理の優先順位や伝送帯域幅を制御するQoSポリシに基づいたネットワークを構築するための基礎検討を行っている.ネットワーク間の中継回線が輻輳した場合, "どのようなパケットを優先的に中継すべきか"というQoSポリシに対して, IPヘッダー中のTOS(Type of Service)フィールドに基づき優先クラスを設定することで, 帯域幅保証, 遅延時間及びジッタの補正を行えることを市販のルータにて実験的に示している.またIPアドレスに基づいた優先クラスを設定した場合でも, 同様の結果が得られている.
- 2000-10-19
著者
-
田崎 三郎
松山大学経営学部
-
田崎 三郎
愛媛大
-
都築 伸二
愛媛大学工学部
-
山田 芳郎
愛媛大学工学部
-
小池 泰樹
愛媛大学工学部電気電子工学科
-
小池 泰樹
富士通関西中部ネットテック(株)中部事業所
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