ATM網ABRサービスER制御によるMPEG2画像伝送実験
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概要
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ATM網での効率的なデータ伝送を可能とするABR(Available Bit Rate)サービスを用いたビデオ伝送が注目されているが、リアルタイムアプリケーションにおいて特に重要な遅延変動を考慮した伝送性能及び画質の評価が十分に行われていない。本稿では、ABRサービスER(Explicit Rate)制御によるMPEG2ビデオ伝送のシミュレーション実験を行い、遅延特性、伝送画像品質等を評価した。ER制御はABRサービスの中で最も優れた性能を示すが、そのER制御を用いても網負荷が大きい場合や干渉トラヒックの種類によっては大きな網ジッタを生じ、MPEG2受信端末のSTC(System Time Clock)同期外れによる端末リセットが発生し著しい伝送画質の劣化を招く可能性が有ることを示した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-03-10
著者
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