V5オープンインタフェースに基づく新アクセス系システムの開発
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概要
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データ通信トラヒックの増大に伴いアクセス網の広帯域化が求められている。一方で、ネットワーク/サービス利用形態の多様化から、各種加入者インタフェースの需要変動に柔軟に対応可能な網構成が求められている。本稿では、次世代アクセス網へのマイグレーションの観点から、多様な加入者線インタフェースへの対応、長時間保留呼の増大による通信トラヒック特性の大幅な変化への対応を実現する新アクセス系システムの検討を行い、それを実現する装置開発、プロトコル開発を行ったので報告する。また、本稿では具体的適用例として、既設のNEAX61J交換システムへV5処理モジュール(VPM)を追加してITU-T勧告等で規定されたV5.2インタフェース規格に対応したV5オープンインタフェース収容機能を持たせ、回線分配ユニット(LDU)と加入者サービスユニット(SSU)からなるアクセスネットワーク(AN)を接続するシステムを開発したので紹介する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-07-22
著者
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齋藤 史朗
Nec
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平田 英之
NEC交換移動通信事業本部 交換事業部
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齋藤 史朗
NEC交換移動通信事業本部 交換事業部
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原崎 和彦
NEC交換移動通信事業本部 交換事業部
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安倍 孝実
NEC通信システム 技術本部
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山本 高明
NEC通信システム 技術本部
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