B-ISDNにおける放送形視聴者数遷移モデル(その2)
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概要
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放送形のサービスの経路選択は,B-ISDNの有効利用を図る上で重要な鍵となることが予想される.この経路選択は,新しく生起した呼を,すでにその放送が接続されているいくつかのノードのうちのどれに接続したら将来的に有利であるかという問題であり,その際,各ノードの視聴者数は,有効な情報になると思われる.本稿では,放送形トラヒックのシミュレーションで用いることを目的として,少ない計算量で視聴者数遷移を求める方法を検討した.従来は必要な時刻まで呼の生起・終了を追って計算していたが,ここでは一気にその時刻の視聴者数を求めることで計算時間を短縮した.前回,M(N), M/Nを取り上げたが,今回その内容をM(N)/D/Nに発展させ,良好な結果を得た.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-12-16
著者
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