PBX間ローミング機能を備えた事業所用PHSの実現方式について
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概要
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事業所用PHSシステム間でマルチベンダー対応PBX間ローミングを実現したので方式について報告する。位置登録のデータベース構成は、VLR(Visitor Location Registor)方式をとっており、認証キー等の加入者データをホーム局より取得する方式である。また、DB不整合を回避するために位置登録問い合わせ手順を設けている。ベースプロトコルとしては、TTC標準Q-931-a(PBX間ディジタルインタフェース-レイヤ3仕様)、ISO標準ISO/IEC 11582(汎用機能手順)を用い、その上でローミング機能を付加している。既存PBXとPHS制御装置の間は、当社仕様の共通線信号方式を用い発番号表示、キャンプオンサービス、局線転送規制などを行っている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-05-23
著者
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山下 祐司
東京電力株式会社
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山下 祐司
東京電力
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中野 元裕
東芝 情報・通信システム技術研究所
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中野 元裕
東芝
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松本 孝
富士通
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伊藤 正一
日本電気エンジニアリング
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田中 一寿
日立製作所
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伊藤 正一
日本電気エンジニアリング(株)
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