トラヒックシェーピング機構の性能についての検討
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概要
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ATM網におけるユーセージパラメータ制御 (UPC) のための機構としてGCRAが標準化されている。それはLeaky Bucketとして知られている方式と同等である。その他に、Jumping Window や Moving Window などの方式もそのために提案されている。一方、トラヒックシェーピングにおいては、UPCと同様のアルゴリズムが使われることが多いが、それらの性能についてはまだ明らかでないことが多い。本稿では、シェーパー及び交換ノードの両方における遅延及び損失に着目し、Leaky Bucket と Moving Window方式をシェーピングに用いた場合の比較を行う。それによって、Leaky Bucket が他の方式よりもすぐれた特性を有していることを示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-11-22