ダイナミックマルチストリームマルチキャストルーチング
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概要
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今後、各受信ノードが、自らの多様な通信環境に適応した品質で情報受信できるような通信方式が重要になる。本論文では、ネットワーク内に情報フィルタリング機能を設けることにより、このような通信方式を実現する際の、効率的なマルチキャストルーチング法を提案する。ここでは、ダイナミックに情報受信ノードが追加・削除されるような通信サービスを考える。本ルーチング法は、複数受信ノードのリンク共用によるルートコストの節約や既に確保されているリンク帯域の効果等を考慮して、既存のマルチキャストツリーに含まれるリンクのコストを補正した後、新たに追加される受信ノードと送信ノード間の最小コスト経路を求めるものである。本ルーチング法によって、受信ノードが追加・削除される度にルーチングをやり直すことなく、ルート総コストとストリーム接続要求損失率の両方を減少させることができる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-09-29
著者
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